【実例】おひとりさまが最初に準備したこと|終活は制度より「困る場面」の整理から始めましょう
- うるくす行政書士事務所

- 7月3日
- 読了時間: 3分

【実例】おひとりさまが最初に準備したこと|終活は制度より「困る場面」の整理から始めましょう
「終活を始めたいけれど、何から手を付ければいいか分からない。」
おひとりさまから、このようなご相談をいただくことがあります。
インターネットで調べると、
遺言書
任意後見契約
死後事務委任契約
身元保証
財産管理
など、さまざまな制度が紹介されています。
しかし、実際のご相談では、制度の説明から始めることはほとんどありません。
まず行うのは、「将来、どんな場面で困る可能性があるか」を整理することです。
最初に整理したのは「困る場面」
あるおひとりさまのご相談では、最初に制度の話はしませんでした。
まず確認したのは、将来起こり得る場面です。
例えば、
入院したとき
施設へ入居するとき
判断能力が低下したとき
預貯金の管理が難しくなったとき
自宅の管理が必要になったとき
亡くなった後の手続きが必要になったとき
一つひとつ整理していくことで、「どこに備える必要があるのか」が見えてきました。
財産よりも「頼れる人」を確認
終活では、財産の額だけが重要ではありません。
同じくらい大切なのが、「頼れる人がいるか」という点です。
例えば、
親族はいるが遠方に住んでいる
兄弟姉妹も高齢になっている
子どもがいない
頼みたい人はいるが、法的な権限がない
このような状況では、制度を利用する前に、誰へ何をお願いしたいのかを整理する必要があります。
制度は最後に選ぶ
将来の不安を整理した後で、
必要な制度を検討していきます。
例えば、
財産管理が心配なら任意後見契約
亡くなった後の手続きを依頼したいなら死後事務委任契約
財産の承継を決めたいなら遺言書
といったように、目的に応じて制度を選択します。
最初から制度ありきで考える必要はありません。
「今できること」から始める
終活は、一度にすべて準備する必要はありません。
例えば、
財産の一覧を作る
保険や口座を整理する
緊急連絡先を書き出す
信頼できる相談相手を見つける
といったことも、大切な終活です。
少しずつ準備を進めることで、将来への不安を減らすことができます。
当事務所では「法務構造設計」の視点でご相談をお受けしています
終活では、制度を知ることも大切ですが、それ以上に重要なのは、
誰が判断するのか
誰が財産を管理するのか
誰が手続きを行うのか
誰へ想いを引き継ぐのか
を整理することです。
当事務所では、遺言書や任意後見契約など個別の制度だけをご提案するのではなく、権限・責任・財産管理・将来の意思決定まで含めた「法務構造設計」の視点から、お一人おひとりに合った終活をご提案しています。
終活は、制度を選ぶことが目的ではありません。
安心してこれからの人生を過ごすための準備です。
その第一歩として、まずは「将来どんな場面で困る可能性があるのか」を一緒に整理することから始めてみませんか。
【ご相談について】
相続・家族信託・不動産・事業承継・共同事業など、関係者が複数いる案件では、
・誰が決めるのか
・誰が責任を負うのか
・お金はどこへ流れるのか
・出口はどうするのか
が整理されていないために、話が進まなくなることがあります。
当事務所では、契約書作成や手続の前に、案件全体の構造を整理し、関係者間の意思決定を支援しています。
「何から整理すれば良いかわからない」
「話し合いがまとまらない」
「手続の前に方向性を整理したい」
そのような場合は、お気軽にご相談ください。
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