契約書作成前に整理すべき4つのこと|契約書を作ったのに揉める原因とは
- うるくす行政書士事務所
- 2 時間前
- 読了時間: 3分

「契約書を作りたいので相談したい。」
業務委託契約、共同事業契約、土地利用契約など、様々な場面で契約書作成のご相談をいただきます。
しかし実際には、契約書を作る前に整理すべき事項が十分に整理されていないケースが少なくありません。
その結果、契約書を作ったにもかかわらず、後になってトラブルになることがあります。
契約書は問題を解決するものではありません
契約書は非常に重要です。
しかし契約書は、当事者間で決まった内容を書面にするためのものです。
そのため、
誰が決めるのか
誰が責任を負うのか
お金はどのように流れるのか
契約終了後はどうするのか
が整理されていない状態で契約書を作成しても、本質的な問題は解決しません。
① 誰が決めるのか(意思決定)
最初に整理すべきなのは意思決定です。
例えば、
共同事業を行う場合
土地活用を行う場合
家族間で財産管理を行う場合
誰が最終的に判断するのかが曖昧だと、話し合いが長期化する原因になります。
全員一致が必要なのか。
代表者が決定するのか。
重要事項のみ協議するのか。
まずは意思決定のルールを整理する必要があります。
② 誰が責任を負うのか(責任の所在)
次に重要なのが責任です。
実務を担当する人と、法的責任を負う人が異なることがあります。
例えば、
土地管理
施設運営
契約履行
安全管理
などです。
問題が発生した場合、
誰が対応するのか
誰が費用を負担するのか
誰が責任を負うのか
を明確にしておく必要があります。
③ お金はどこへ流れるのか(収益と費用)
契約後のトラブルで最も多いのがお金の問題です。
事業開始時には問題がなくても、
利益が発生した時
費用負担が必要になった時
財産を売却した時
に意見が対立することがあります。
そのため、
誰が収益を受け取るのか
誰が費用を負担するのか
利益はどのように分配するのか
を事前に整理することが重要です。
④ 出口はどうするのか(終了時の設計)
意外と見落とされるのが出口設計です。
契約開始時は熱意があっても、
事業を終了する場合
土地利用を終了する場合
共同関係を解消する場合
当事者が死亡した場合
まで想定されていないことがあります。
出口が整理されていない契約は、終了時に大きなトラブルへ発展する可能性があります。
契約書の前に「構造」を整理する
契約書を作ったのに揉める案件の多くは、契約書そのものが原因ではありません。
本当の原因は、
意思決定
責任
お金
出口
という構造が整理されていないことにあります。
契約書はゴールではなく、整理した内容を形にするための道具です。
当事務所では、契約書作成の前に案件全体の構造を整理し、関係者間の役割や責任、お金の流れ、出口設計を確認することを重視しています。
【ご相談について】
相続・家族信託・不動産・事業承継・共同事業など、関係者が複数いる案件では、
・誰が決めるのか
・誰が責任を負うのか
・お金はどこへ流れるのか
・出口はどうするのか
が整理されていないために、話が進まなくなることがあります。
当事務所では、契約書作成や手続の前に、案件全体の構造を整理し、関係者間の意思決定を支援しています。
「何から整理すれば良いかわからない」
「話し合いがまとまらない」
「手続の前に方向性を整理したい」
そのような場合は、お気軽にご相談ください。
うるくす行政書士事務所
ホームページ/お問い合わせフォーム




コメント