top of page
検索

出口設計から考える法務構造設計



多くの仕事は、目の前の問題から考えます。

トラブルが起きたら対応する。

依頼が来たら処理する。


それ自体は間違っていません。

ただ、実務の中で感じるのは、

このやり方だと、同じようなところで止まる

ケースが多いということです。


多くの案件は、条件が足りないのではなく、

決める構造がないことで止まっています。

だから、何度同じ議論をしても、

前に進まないことが起きます。


■ 私が最初に考えていること

これまでの案件を見ていると、

目の前の問題から考えるよりも、


「この案件は、どう終わっていれば、

うまくいったと言えるか」


を先に考えた方が、

結果的にスムーズに進むことが多いです。


たとえば、

 ・揉めずに終わる

 ・納得して意思決定できる

 ・売却や承継が無理なく進む

こういったゴールを先に置きます。


■ なぜ逆算するのか

実務を通して感じているのは、

案件が止まる原因は、

努力不足ではなく「構造」にあることが多い

という点です。


たとえば、

・誰が決めるのか曖昧

・関係者の利害が整理されていない

・お金の流れが見えない

・終わり方が決まっていない


こういった状態だと、

どれだけ個別に頑張っても、

どこかで止まってしまうことが多いです。


■ なぜ逆算できるのか

特別な能力というより、

いくつかの経験の積み重ねだと思っています。


① パターンとして見ている

これまで関わってきた中で、

・うまく進んだ案件

・途中で止まった案件

を見ていると、

「こういう形だと進みやすい」

「こういう状態だと止まりやすい」

という共通点が見えてきます。


② 全体を一つとして捉えている

実務では、

・不動産

・相続

・税金

・人間関係

と分かれて考えられることが多いですが、

実際には全部つながっています。


最初から一つの流れとして見ることで、

どこが詰まりやすいかが分かりやすくなります。


③ 「誰が決めるか」を軸にしている

案件が動くかどうかは、

「誰が、何を決めるか」

でほぼ決まると感じています。


ここが曖昧なままだと、

条件が整っていても前に進まないことが多いです。


④ 抽象と具体を行き来している

全体像と個別事情を行き来しながら、

・どこが本質か

・どこを動かせば進むか

を考えています。


■ 法務構造設計という考え方

私がやっていることは、

書類を作ることや手続きを進めることよりも、

「どうすればこの案件が止まらずに進むか」

を整理することに近いです。


具体的には、

・誰が意思決定者か

・何をいつ決めるか

・関係者の利害はどう整理するか

・お金はどう流れるか

・最終的にどう終わるのか

こういった点を一つずつ整えていきます。


■ 実務での流れ

やっていることはシンプルで、

① ゴールを決める

② 必要な条件を分解する

③ 今の状態とのズレを見る

④ そのズレを埋める

という流れです。


■ よくあるケース

「不動産の売却が決まらない」という相談でも、

・価格の問題

・タイミングの問題

のように見えて、

実際には、

・意思決定者が複数いてまとまらない

・感情と合理が整理されていない

・売却後のイメージが持てていない

といった理由で止まっていることが多いです。


ここを整理すると、

自然と前に進むケースが多いです。


■ 最後に

もし今、

・話がまとまらない

・決めきれない

・前に進まない

と感じているのであれば、

能力や努力の問題ではなく、

構造の問題であることも多いです。


少し視点を変えて、

「どう終わると良いのか」から考えてみると、

見え方が変わるかもしれません。


特に、不動産・相続などで、

話が止まっている方には有効な考え方です。


それが、私が普段やっている

法務構造設計という考え方です。


【ご相談について】


相続・家族信託・不動産・事業承継・共同事業など、関係者が複数いる案件では、

・誰が決めるのか

・誰が責任を負うのか

・お金はどこへ流れるのか

・出口はどうするのか

が整理されていないために、話が進まなくなることがあります。


当事務所では、契約書作成や手続の前に、案件全体の構造を整理し、関係者間の意思決定を支援しています。


「何から整理すれば良いかわからない」

「話し合いがまとまらない」

「手続の前に方向性を整理したい」


そのような場合は、お気軽にご相談ください。


うるくす行政書士事務所

ホームページ/お問い合わせフォーム






 
 
 

コメント


​制度・契約・財産を整理する行政書士事務所

うるくす行政書士事務所      

 

 ULUCUS- Legal Design Office

 法務構造設計(行政書士)
  桺原 良太(YANAGIHARA RYOTA)
         登録番号 第23262546号

〒553-0007

大阪府大阪市福島区大開三丁目

 

お問い合わせ

メッセージを確認いたしましたら、当方からご連絡いたします。

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
bottom of page